ReReGRAPHICS

■ReReGRAPHICS
Music & Arrangement : 尾澤拓実
Vocal & Lyrics : シト

■Lyrics
- 煌びやかな星空を
- モノケロス
- Dragon
- PRAYER
- L∞PS
- アライヴドライヴ

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■Youtube


■煌びやかな星空を

僕のために剥いでくれ
煌びやかな星空を
深い闇に融けなくちゃ
こんな場所じゃ寒すぎる

髪を攫う北風が
甘い悲鳴あげる夜
君の見せた 愉悦は
奇麗でかなしい

ひしめく 感情 枕にして
羊よ、眠れ

産まれ落ちる その前から
逆らえぬ エピジェニティクス
偶然のような 定めに
溺れる 僕に

穢れなき美しい人
どうか酸素をくれないか
小さなため息でもいい
渦巻く雲に 名も無く

あの星々のさなかに
君を見つけてしまえば
煙る視野は明滅

暈まとう月 捕らえて
ふたり空を漕ぎ出せば
束縛という自由に
君の目は瞬いた

火花のような嬌声
身をよじるたびにラルゴ
恐れていた嘆きは
いつかの花束

重ねた時間はやがて僕を
化石に変える

幾層の過去の合間を
眠り続けるマラカイト
掬いあげてくれるのなら
ひかりを 君に

涙さえ美しい人
このはらわたを撫でてくれ
たった一人知る醜さを
冷えた右手で赦して

透明なはずの僕らの
始まりさえもクロミズム
思いもよらぬ瞬間に
裏返る影

産まれ落ちる その前から
逆らえぬ エピジェニティクス
偶然のような 定めに
溺れる 僕に

穢れなき美しい人
どうか酸素をくれないか
小さなため息でもいい
渦巻く雲に 名も無く

君の胸に還るだろう
ひとつになれない僕の
至らない罪は青く
君がただ愛おしく

煌びやかな星空を
爪の先で引き摺れば
覗く 朝の切れ端

■モノケロス

乾いた喉で 目を覚ませば
中身も知らない ボトル呷る
ズレた視界は 不確かだ

とめどないまま 涙 冷やすだけの
いっそこの目を灼いてくれ

Again and Again 振りかざした
祈りを孕んだエゴと
DillyDallyどんな顔をして
暗闇で戯れあえばいい

Up to Me 軋む窓から
覗く明日さえ震わせて
Live or Die 聞こえるだろう
まだ幼い 獣は吠える
世界を暴け

名もない夢が 終わるその日
誰かのために 痛む鼓動
正しさでは選べない

君の描いた光射す向こうで
僕の影は踊るのだろう

Start and End 切り裂かれてく
過去と未来 縫いあわせ
Willy‐Nilly 崩れるのなら
プロローグも始まれない

Up to You 確かに見えた
望む明日さえ 差し出して
On and On 行くしかないと
アテのない 獣は吠える

未完成な希望と矛盾だらけの理想
僕たちはいつも揺れ動いて
それでもたったひとつの答えを求める

Again and Again 振りかざした
祈りを孕んだエゴと
DillyDallyどんな顔をして
暗闇で戯れあえばいい

Up to Me 軋む窓から
覗く明日さえ震わせて
Live or Die 聞こえるだろう
まだ幼い 獣は吠える
世界を暴け

■Dragon
どうして白い色は正義だって
どうして黒い色なら悪だって
誰がそんなことを決めているの
だから僕は灰色

背中に生えた羽は今じゃ
汚れた空に染まったみたい
君から見上げた僕の影は
さあ、天使か それとも悪魔か?

どこへ向かい 歩いてゆくんだい
誰想い 空を染るんだい
僕らの距離は永遠
交われない挿話
頑な閉じた眸に気づかない限り

大地蹴る音が聞こえるかい
風描く音が聞こえるかい
見えないものだって
見つけられるものさ
今日も僕は広い空の中に溶けてる

それでもドラゴンなんていやしないって
たとえば蛇は空を飛ばないって
君は本当に思ってるんでしょ
だから僕は透明

信じるよりも疑う方が
傷つかないのは確かだけど
そうやって締め出しているうちに 気づけば
誰かを 無視していないかな

痛む愛 それさえ幻想かい
流したい 涙は何色だい
幾度も探す真実
浴びてるはずの白日
傷負えば負うほど その眸は眩んで

雷鳴裂く音が聞こえるかい
草撫でる音が聞こえるかい
世界を奏でる
君はそのひとつさ
叫び続けていい いつか果てに届くよ

どうして白い色は正義だって
どうして黒い色なら悪だって
君から見上げた僕の影は
さあ、天使か それとも悪魔か?

どこへ向かい 歩いてゆくんだい
誰想い 空を染るんだい
僕らの距離は永遠
交われない挿話
頑な閉じた眸に気づかない限り

大地蹴る音が聞こえるかい
風描く音が聞こえるかい
見えないものだって
見つけられるものさ
今日も僕は広い空の中に溶けてる

■PRAYER

地下鉄に飲まれてゆく
行き先さえ気にせずに
温い風に煽られた
長い夜は動き出す

色褪せる標識すら
迷う君を笑うなら
正しさを投げ捨てて
僕は嘯くよ

愛に跪く君を
傷つけてアゲるからじっとして
たった一度だけのイマを
灼きつける瞬間
塞いだ目に 僕はいるの

下書きを埋めるような
伝えきれぬ言葉より
嘘を拭う左手が
饒舌だと知っている

湧きあがる切実が
その想いをこじ開ける
もし赦されるのなら
いっそ飲み干すよ

果たされない約束が
僕らをつなぎとめる全てだと
間違いだらけの未来に
誘惑されては
悲しいくらい 焦がれていく

むせかえるような 僕の感傷が
応えを探して 君を求めつづけるその前に
どうか…

愛に跪く君を
傷つけてアゲるからじっとして
たった一度だけのイマを
灼きつける瞬間
君を映すよ

決して果たされない約束が
僕らをつなぎとめる全てだと
間違いだらけの未来に
誘惑されては
悲しいくらい 焦がれていく

■L∞PS

失くす名前に意味もない
確かなゼロに慈悲もない
走り続けて軋んだ
ふたつの鼓動 打ちならせ
誓いを ただ、謳って

望んだ行くすえに
汚れきった夢を見ても

嗚呼 愚かな心臓に
今、狙いを定めている
これが願い続けてきた
絶望という名のピリオド

嗚呼 数え切れぬ祈りが
交差するこの場所で
さあ、無情を正義と呼べ!

明けない夜に迷って
止まない雨に降られて
縋ることさえできずに
失う涙を数える
答えを ただ、求めて

掴んだ理想すら
歪みきった希望と呼ぶの

嗚呼 崩れゆく体で
どんな明日を描けるだろう
抗う願いはいつだって
誰も守りはしないんだ

嗚呼 捧げた何もかもで
世界を変えたなら
どうか、花を手向けてくれ!

進むことしかできずに
嘆くことすらできずに
見据えたはずのそいつが
自分だと気づいたなら...

嗚呼 愚かな心臓に
今、狙いを定めている
これが願い続けてきた
絶望という名のピリオド

嗚呼 数え切れぬ祈りが
交差するこの場所で
さあ、正義を叫べ!

嗚呼 崩れゆく体で
どんな明日を描けるだろう
抗う願いはいつだって
誰も守りはしないんだ

嗚呼 捧げた何もかもで
世界を変えたなら
どうか、花を手向けてくれ!

■アライヴドライヴ
夜明けを待つその日
風はまだ吹かない
少しだけ震える指先

ひとりで見た夢が
君を置いてくなら
この時を孤独と呼ぶのだろう

僕でいるために 手放せないものが
僕を導いてゆく
少しのさよならを 君の背に残して

Dive into the sky 手を伸ばせ
一秒を生き延びるため
強がりも 強さにして
魂が舵をきるほうへ

僕らの歌が繋ぐだろう
還らない 涙も意味も
ここにある

失い続けても
傷つき続けても
眠れない理由があるから

いつの日にか出会う
いつかの日の君に
伝えたい言葉で地図を照らす

やがて消えゆく 命でも
明日を捜して輝くよ

確かなものなど どこにもないのなら
どこへでも行けるはず
闇に飲まれぬように 僕らの舵をとれ

Dive into the sky 限界超えて
乾かないキズをさらして
まだ行ける、まだ行くよと
足掻くほどに 紡ぐ奇跡

僕らの歌は 終わらない
願いも 絶望さえも 灯に変えて
また昇る陽を 信じてる

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